ヒゲを薄くする剃り方
ここではヒゲを薄くする(濃くしない)剃り方をまとめています。
まずは、意外と見逃している
基本的なヒゲを濃くしない剃り方をおさらいしましょう。
最後にヒゲを薄くするシャービング成分もご紹介します。
ヒゲが濃くなりにくいシェーバーの正しい選び方
そもそもシェーバーでヒゲを剃ると、ヒゲが濃くなるという医学的な根拠はないとされてはいますが、ヒゲを剃った後に肌を見ると濃くなってしまっている気がしますよね?
これは実際にはヒゲが濃くなったのではなくて、ヒゲの断面が濃く見えてしまっているんです。
シェーバーでヒゲを剃ることで、ヒゲの断面が大きくなり、黒い部分が目立ってしまっているのです。
つまりは、根元からの深剃りが出来ればいいわけです。
では、根元から剃れてヒゲが濃くなりにくいシェーバーを正しく選ぶためにはどうすれば良いのかを紹介します。
シェーバーには往復式のものと、回転式のものに分類されます。
回転式のタイプよりも往復式の方が、早剃りと深剃りをするのに優れており、根元から素早く剃り上げることが可能です。
つまり、往復式のタイプのシェーバーを選ぶことが正しい選択です。
しかし近年では、回転式のタイプのシェーバーでも、高価な上位モデルにおいては、肌にも優しくて深剃りが出来るモデルもあります。肌が弱い人はそういったものも選択肢に入れることも重要です。
ヒゲが濃くなりにくいシェーバーの正しい使い方
僕たちの体にはムダ毛が生えています。
このムダ毛は僕たちの体を守る役割も持っています。
ヒゲにおいても同じことが言えます。
ですので、ヒゲを剃るときに一番注意すべきことは、肌を傷つけないようにすることです。
では、ヒゲが濃くなりにくいシェーバーの使い方を説明します。
まず最初からいきなりシェーバーを顔に当てて剃り始めてはいけません。
これでは肌に大きな刺激を与えてしまいますので気を付けましょう。
まず初めに、洗顔をして顔の余計な皮脂を洗い流します。
そして、水分をよく拭き取ったら、プレシェーブローションを付けて乾燥してから剃り始めます。
シェーバーは、肌に対して垂直にあてて剃ることが大切です。
そして、ヒゲが生えている方向とは逆に剃ります。
肌に極力刺激を与えないように優しくタッチするような感じで剃ります。
剃りにくいあごの下などは、手で皮膚を伸ばしながら剃ることで、ヒゲが立ち上がり剃りやすくなります。
ヒゲが濃くなりにくいカミソリの選び方、剃り方
ヒゲが濃くなりにくいカミソリの正しい選び方
ヒゲが濃くなりにくいカミソリを選ぶ上で重要なポイントはいくつかあるのですが、一番重要な事は、カミソリの切れ味です。
切れ味の悪いカミソリは、ヒゲ剃りの時間がかかるだけではなく、肌へのダメージも大きくなります。
必要以上の力をかけてしまい、カミソリ負けをしてしまうので注意が必要です。
カミソリは1枚刃のものから、性能の良い7枚刃のタイプのものまでありますが、最低でも5枚刃のカミソリを選ぶようにしましょう。
5枚刃の場合、1枚刃に比べ、肌にかかる刃の負担が5分の1に軽減されることになります。
安価な1枚刃のカミソリでは、肌へのダメージが大きいので控えるようにしましょう。
肌にできるだけ負担をかけないことが重要です。
もう一つ重要なポイントは、安全機構の有無です。
刃が肌に食い込まないようにする「ステー」や、カミソリの滑りを滑らかにする「スムーサー」といった機能が付いているかということも重要です。
アクシデントで手元がくるってしまった場合などの、横滑りにも対応してくれる安全機構の有無の確認も必要です。
ヒゲが濃くなりにくいカミソリの正しい使い方
シェーバーの使い方と同じように、カミソリの場合も出来るだけ肌に対して負担をかけないことが重要です。
ですので、まずはヒゲを柔らかくすることが必要です。
ベストなのは、お風呂の時に剃ることです。
体を洗い湯船につかった後だと、丁度よい具合でヒゲが柔らかくなります。
お風呂に入る時間がない場合は、洗面器にお湯を張ってヒゲを柔らかくしたり、蒸しタオルでヒゲを柔らかくするなどといった方法もあります。
また、シェービングジェルやシェービングフォームを使用してから剃ることで、ヒゲが柔らかくなって剃りやすくなります。
大体3分ぐらい放置してから剃り始めてください。
長時間、シェービングジェルやシェービングフォームを付けたままでいると、逆に肌荒れの原因になりますので注意してください。
カミソリでしっかりと深剃りするには、ヒゲとは逆に剃る「逆剃り」の方が効果的ですが、肌を痛めるデメリットがあります。
その日によって順剃りと逆剃りを使い分けるなどと臨機応変に剃ることを心がけましょう。
また、カミソリでヒゲを剃る場合、たまに刃の間などに詰まったヒゲを洗い流すことが大切です。
後、から剃りだけは避けてください。肌に大きな負担を与えてしまいます。
1番ヒゲが濃くなりにくいのは、ヒゲ剃りローション?フォーム?ジェル?
ヒゲ剃りローションやフォーム、ジェルにおいて一番濃くなりにくいのは何かということの前に、これらはあくまでもヒゲ剃りにおけるオプション的な位置づけであることに留意してください。
必ずしも付けなくてはいけないものではありません。
場合によっては効果的ではない場合もあります。
そして一番どれが濃くなりにくいのかを問われると、これが一番だという答えは正直出すことは難しいです。
なぜならば、これらのローションやフォーム、ジェルは人によって一番有効なものが異なる場合もあります。
ヒゲが濃くなりにくくするためには、きちんと深剃りが出来ていて、尚且つ肌に刺激を極力与えないことが重要です。
少し例を挙げてみますが、剛毛でヒゲが濃い人の場合では、泡タイプのシェービングフォームが効果的です。
肌が弱くてカミソリ負けをしやすい人には、ジェルタイプのシェービングフォームが効果的です。このように、その人の肌質によって、ヒゲ剃りのための効果的なアイテムは異なってきます。
ですので大事なことは、自分の肌質をしっかりと理解して、自分にとってぴったりなものを選択することが重要になってきます。
また、ローションのなかには、抑毛ローションと呼ばれるものがあり、ヒゲ剃りのサポートをしてくれるだけではなく、ヒゲが生えてくるのを抑えてくれるという便利なアイテムもあるので、一度試してみるのもいいでしょう。
この抑毛ローションのように、ヒゲ剃り後の肌をいたわってくれるようなものは積極的に使用することをおすすめします。カミソリ負けを防いでくれて、ヒゲが濃くなるという原因も防いでくれて一石二鳥です。
知っておきたいヒゲ抑毛成分
主なヒゲの抑制成分としてイソフラボンやパパインなどが挙げられます。
今回は
- パイナップル酵素
- フラボステロン
- パパイン酵素
パイナップル酵素
パイナップル酵素は、果物のパイナップルに含まれているブロメラインと呼ばれる成分のことです。パイナップルを食べた時に舌が痺れたりするのが、そのブロメラインの成分によるものだと考えてください。パイナップル豆乳ローションなどとして市販されていますが、これはあくまでも長期的に見た抑毛成分として捉えた方が良いでしょう。効果が出てくるまでにも数か月と結構な時間がかかります。肌には優しいというメリットがあります。すぐには効きませんので長期的に使用することで、抑毛の効果を実感できると思います。
フラボステロン
フラボステロンには、男性ホルモンを抑制する働きがあります。つまりヒゲを生やそうとしている男性ホルモンを遮断する働きがあるのです。また、美白作用や皮脂抑制作用などもあるので、うぶ毛対策としても効果的です。ただ過剰な摂取による副作用がありますので注意してください。
パパイン酵素
パパイン酵素は、パパイヤから抽出した植物抽出成分です。パパイン酵素には、たんぱく質を分解する力があります。ヒゲの毛はたんぱく質のケラチンで作られていますので、除毛する効果を持っているのです。また、肌や毛穴の汚れも取り払う力を持っています。
敏感肌でもカミソリ負けしにくいヒゲの剃り方
その前になぜカミソリ負けをしてはいけないのかをデメリットと一緒に説明します。
人間の体には悪い箇所や部位を治そうとする機能が備わっています。
カミソリ負けを繰り返すことで、肌を良くして治そうとする機能が働いてしまうのです。
つまり、ヒゲがどんどんと濃くなって生えてきてしまうことになるのです。
ではどのようにすれば敏感肌でもカミソリ負けをせずに上手にヒゲを剃ることが出来るのでしょうか。
まず初めに顔全体を水分で濡らします。
これだけでもとても効果的なのです。
顔全体に水分を与えることで、ヒゲが柔らかくなり剃りやすくなります。
またヒゲを剃るときに、一緒に表皮まで剃ってしまうというトラブルも防止することができるのです。
次にシェービングブラシなどで石鹸を溶かしてから顔に塗ります。
この時にシェービングブラシで円を描くように顔に塗っていきます。
新陳代謝も良くなって、血液の循環も良くなります。
次にヒゲを剃る時の方向ですが、必ずヒゲの向きに沿って剃ることが重要です。
逆目に剃ってしまうと、カミソリに余計な抵抗がかかってしまい、肌に大きな負担をかけてしまいます。
ヒゲ剃り後は水分でしっかりと洗い流しましょう。
夏場などは特にアルコール性のローションなどで、肌をしっかりと引き締めてあげることも忘れずにしましょう。
ただ肌の弱い方にはあまりおすすめできませんので、アルコールの成分が含まれていないタイプのローションを塗布しておきましょう。
冬場などの乾燥しているシーズンには、保湿性のある乳液などのタイプのローションを塗布しておきましょう。