異常脱毛

1番外側にある毛表皮

が、キューティクルと呼ばれていることになります。細胞同士が重なり合っている部分です。キューティクルは、角化した透明なうろこ状の細胞がしっかり重なっているので、外部からの汚れを防ぎ、異物の侵入を過ぎます。また、髪の毛の内部からの栄養が逃げないようにする働きをしています。痛みや切れ毛はこのキューティクルの損傷によるものです。髪の毛がパサついてしまったりつやがなくなってしまったりします。

毛皮質

これはメラニン色素を大量に含んだ遅い繊維質によって構成されています。シミやそばかすの下になることで知られているメラニンですが、皮膚を保護するためにはなくてはならない細胞となります。日本人の髪の色が黒いのはこの多いためだといわれています。

毛髄質

少しのメラニン色素を含む細胞の集合体となります。頭部を直射日光から守る役目があります。髪の毛の主成分はケラチンと言う蛋白質なります。爪や皮膚の主成分も同じケラチンです。
髪の毛はもともと皮膚の角質を基盤として発生したものとなります。ケラチン蛋白は、タンパク質の中でも最も硬く丈夫なタンパク質となります。髪の毛1本で120グラムほどの耐荷重があるとされています。